−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/08 67.32 67.76 66.46 67.20 - 0.14
2025/09 66.04 66.44 65.21 65.95 - 0.10
2025/10 65.03 65.42 64.36 65.02 - 0.01
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 839,451 2,042,808 ( - 721)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/08 250.92 + 5.62
2025/09 247.61 + 4.78
改質ガソリン 2025/08 213.19 - 2.15
2025/09 209.56 - 1.89
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク原油の期近は小幅続落。終値の前営業日比は、期近2限月は0.14〜
0.10ドル安。その他の限月は0.01ドル安〜0.10ドル高。
世界最大の石油消費国である米国はガソリンの需要期にあるものの、ガソリン消費の
拡大を背景とした需給の引き締まりは見られず、夏季休暇シーズンが終わっていくと見
られていることが重し。来月にかけて引き続き夏季休暇の時期ではあるものの、夏場に
入ってからのガソリン在庫は増加傾向にあり、製油所稼働率の上昇傾向は一巡すると想
定されている。
今週25日にイランがE3(英国、ドイツ、フランス)と核開発協議を実施すること
は重し。E3は制裁を復活させるスナップバック・メカニズムを盾にイランにウラン濃
縮停止を要求しているが、イランはウラン濃縮を継続する方針。なお、22日にはイラ
ンと中国、ロシアがスナップバック・メカニズムについて協議する。
ベッセント米財務長官は、次回の中国との貿易交渉では、中国によるロシア産、イラ
ン産原油の購入についても協議すると述べた。米国はロシア追加制裁の一環として、ロ
シア産原油の購入国に追加関税を課すと警告している。
時間外取引で9月限は上値が重く、通常取引開始後は65.21ドルまで軟化。た
だ、その後は下げ幅を縮小した。
改質ガソリンの期近は続落。ヒーティングオイルの期近3限月は反発。需要期にある
ものの、ガソリン相場の上値は重い。
今日の材料
・イランのセムナンに同国最大級の核開発施設=米フォックス・ニュース
・22日の講演でパウエルFRB議長が辞任を発表するとの噂
・アゼルバイジャンがウクライナによるロシア軍事基地攻撃を支援=露国営TV
・米国がロシア産石油の購入国に100%の関税を課す場合、米国に従うよう欧州に促
す=ベッセント米財務長官
MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。