−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/08 1,024.00 1,028.50 1,011.50 1,015.00 -12.75 2025/09 1,015.50 1,019.50 1,005.75 1,010.50 -10.50 2025/11 1,031.25 1,034.25 1,020.50 1,026.00 - 9.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 188,263 275,716 889,448 (+ 1,188) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(7月17日までの週) 大 豆:36万4990トン(前週改定値:15万1346トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(7月20日までの週) 大 豆:開 花:62%(前週47%、前年63%、平年63%) 着サヤ:26%(前週15%、前年27%、平年26%) 「良」以上:68%(前週70%、 前年68%) 「劣」以下: 7%(前週 5%、 前年 8%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(7月27日−7月31日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み大幅反落。終値の前日比は12.75〜5.25セント安。中心限月の 11月限は前日比9.75セント安の1026.00セント。 今週に入ってから広がると懸念されていた熱波が事前に予想されていたほど、厳しい ものではないとの見方が広がる一方、これまでの米産地の天候を受けて順調な生育が続 いている可能性が意識されて売り優勢となった。 11月限は1031.25セントで取引を開始した直後に1034.25セントの高 値を記録。その後、値位置を落としながらも1026セントが下値支持線となって高値 圏で高下していたが米国の時間帯を迎えると急速に軟化。一時は1020.50セント の安値を付けた。終盤にかけて浮上したものの、1026セントまでで戻り一杯となっ た。 USDAによると、米国の7月17日時点の大豆週間輸出検証高は36万4990 トンで前週の15万1346トンを上回った。一方の累計は4678万1535トンで 前年同期の4236万2063トンを約10%上回っている。 USDAによると7月20日時点の大豆開花率は62%で前年および平年の63%を やや下回った。着サヤ率は26%で前年の27%は下回ったが、平年と同率だった。 一方の良以上の比率は前週の70%から68%に低下、劣以下の比率は前週の5% から7%に上昇。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは五大湖周辺地域の気温は平年を下回り穀物の生育に理想的な天気と なっているが、コーンベルト西部および南部では気温が上昇するなか荒天となってい る。 今後数日はプレーンズ中部および南部では広い範囲で高気圧が広がり高温多湿になる だろう。また、中西部およびプレーンズでは今後5日間は散発的な降雨が発生する見込 み。7月26〜30日間は気温は全国的に平年並〜平年を上回るが、雨量は概ね得平年 を上回るものの、プレーンズ中部および南部では平年を下回るだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではサウスダコタ以南では熱波が広がり最高気温は一部で36℃に到達。 北部では雷雨となり冬小麦の収穫が遅延しているが夏穀物には慈雨となっている。 米国南部では、気温が上昇するなか降雨はなく農作業が順調に進行。多湿ではある が、多くの地域では高温によるストレスが見受けられる。 大豆製品は、大豆粕は大豆の軟調に追随安となった。一方の大豆油は、大豆粕との間 で大豆油買いの大豆粕売りのストラドルに絡んだ売買を受けて堅調となった。 大豆粕12月限の終値は前日比4ドル安の284.80ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは五大湖周辺地域の気温は平年を下回り穀物の生育に理想的な天気。 ・今後数日はプレーンズ中部および南部では広い範囲で高気圧が広がり高温多湿に。 ・中西部およびプレーンズでは今後5日間は散発的な降雨が発生する見込み。 ・7月13日時点の大豆開花率は47%で前年の49%をやや下回ったが、平年と 同率。 ・7月13日時点の着サヤ率は15%で前年の17%は下回ったが、平年の14%を 上回る。 ・7月17日時点の大豆週間輸出検証高は36万4990トンで前週の15万1346 トンを上回る。 MINKABU PRESS
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