シカゴ大豆市況=期近〜期中は続落、米産地の生育良好が重石に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2025/08   1,016.00    1,017.50    1,005.00    1,010.25     - 4.75
   2025/09   1,012.00    1,013.75    1,004.00    1,008.00     - 2.50
   2025/11   1,027.50    1,030.00    1,020.25    1,025.50     - 0.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       270,428         188,263         891,139 (+  1,691)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(7月28日−8月1日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並。
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 大豆は期近〜期中が続落、他は反発。終値の前日比は4.75セント安〜2.00セ
ント高。中心限月の11月限は前日比0.50セント安の1025.50セント。
 米産地の今週の熱波懸念の後退に加え、前日日中取引終了後に発表された米農務省
(USDA)作柄報告で作柄の改善が見られたことが弱材料となり、売り優勢で運ばれ
た。
 11月限は1027.50セントで取引を開始。アジアの時間帯は1025セントを
下値支持線とした高もみとなり、この中で1030セントの高値を付ける場面が見られ
たが、欧州の時間帯には軟化し1020.25セントの安値を付けた。シカゴの時間帯
に買い戻す動きが見られたが戻りは限られ、わずかにマイナスサイドで終了。

 大豆製品は、大豆油は大豆、原油の軟調を受けて売り優勢となった。一方の大豆粕は
堅調。これまで需給面の弱さから大豆油とのストラドルに絡んだ売りに値を押された反
動から買い戻された。
 大豆粕12月限は前日比2.00ドル高の286.8ドルで終えた。
今日の材料
・米コーンベルトでは雨模様。中部および南部は高温多湿に。
・今週はプレーンズ南東部で気温が上昇。
・中西部は気温上昇も広い範囲で降雨または雷雨が発生。

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