LME市況=続伸、ドル安を背景にした金・銀の上伸やNYダウ反発が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物        3カ月物
    アルミ        2,660.38  +   11.70     2,658.50  +   12.00
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅         9,851.26  +   58.22     9,919.50  +   59.50
    ニッケル      15,320.52  +    3.21    15,528.00  +    5.00
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 アルミ3カ月物は続伸。2639ドルで取引を開始した後、暫く2648ドルを上値
抵抗線としてマイナスサイドでもちあった。米国の時間帯を迎えると米株式市場でニュ
ーヨークダウが反発、銅の堅調に追随する買いが見られて終盤にかけて値位置を切り上
げて2660ドルの高値を記録。高値を外れた後の押しは限られ、プラスサイドを維持
して終了。
 銅3カ月物は続伸。9858ドルで小安く取引を開始した後、アジア株の頭重い動き
や中国の銅需要低迷懸念を受けて値を落とし9823ドルの安値まで下落した。しかし
欧州の時間帯にかけて浮上し、9865ドルを下値支持線としてしばらくもちあった。
米国の時間帯にはドル安を背景にした金、銀の上伸、ニューヨークダウの反発が手がか
りとなって浮上し9923ドルの高値に到達。高値圏を維持したまま引けを迎えた。
 ニッケル3カ月物は続伸。アジアの時間帯に高下する動きが見られ1万5385ドル
の安値を付ける場面が見られたが、欧州の時間帯にかけて浮上し、その後は概ね1万
5500ドル台前半で高下するもちあいとなり、この水準のまま終了。
今日の材料
・22日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は続伸、22.07ポイント高の3581.86ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTが小幅に上昇。独DAX、仏CAC40は軟調。
・ドルは下落。ドル円は1ドル=146円台前半まで続落。ユーロドルは1ユーロ=
 1.1760ドルまで上昇し、7月8日以来の高値をつけた。
・米国株はニューヨークダウが179.37ドル高で反発。ナスダックス指数は81.48ポイ
 ント安(0.39%安)で反落。
・ニューヨーク貴金属はプラチナを除き上昇。銀は全限月が一代高値を更新。ニュー
 ヨーク原油は下落。

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