石油午前=下落、米国の関税発動を控えて警戒感高まる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。来週の米国の関税発動期日を控えて、世界的な景気悪化懸念
が強まっている。米国と欧州連合(EU)の貿易交渉の停滞が警戒されている。トラン
プ米大統領は関税交渉で日本と合意したと発表したものの、円相場に目立った水準の変
化は見られず、1ドル=146円半ばで推移。時間外取引でニューヨーク原油はしっか
り。
 日中取引開始後、原油の2025年12月限は下落。ただ、夜間取引で売りは一巡し
ている。
 午前11時02分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
480円安〜110円高。
 午前11時02分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が829枚。
【日米は貿易交渉で合意】
 トランプ米大統領は、関税措置を巡り日本と合意したと発表した。日本に対しては
25%の相互関税を15%に引き下げる。注目されていた自動車についての関税につい
ては、もともとの税率との合計で15%になるという。NHKが伝えた。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で9月限は前日比0.18ドル高の65.49ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは65.44〜65.78ドル。
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