東京時間に伝わった指標・ニュース

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間に伝わった指標・ニュース

※経済指標
【豪州】
Westpac先行指数(6月)09:30
結果 -0.03%
予想 N/A 前回 0.05%(-0.06%から修正)(前月比)


※要人発言やニュース
【日米】
トランプ米大統領 
関税交渉で日本と合意 日本からの輸入品に15%関税賦課 日本が米国に5500億ドル(80兆円)投資し自動車やコメなどの市場を開放

石破首相
今後必要に応じトランプ米大統領と電話や対面で会談
自動車関税は15% 現行の25%が12.5%に引き下げられ、自動車の基本関税2.5%と合わせて15%へ
コメの無関税輸入枠ミニマム・アクセス(MA)枠内で米国産コメの受け入れを増やす
自身の進退については合意内容を精査したうえで判断 きょう午後2時から麻生氏ら総理経験者と面会 一部報道では8月末までに退陣の意向固める  

赤沢経済再生担当相
トランプ米大統領と約70分間議論し、日米間で合意した。石破首相の極めて強力な一貫したリーダーシップの賜物。
日米相互の利益になる意義のある交渉ができた。今回のディールに鉄鋼・アルミは含まれていない。
石破首相から「関税より投資で押せ」との指示があった。

林官房長官
鉄鋼・アルミへの50%関税は今回の合意に含まれていない。鉄鋼・アルミへの関税措置は日米間で議論を続ける。
石破総理の進退は総理が判断される事項である。

内田日銀副総裁 高知県金融懇親会で挨拶
経済・物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ
日本経済は、一部に弱めの動きも、緩やかに回復。もっとも、各国の通商政策等の今後の展開やその内外経済・物価に及ぼす影響に関する不確実性は極めて高い状況
米国が打ち出した一連の関税政策により、内外の金融経済を取り巻く環境は大きく変化。国際機関の経済見通しは、大きく下方修正。もっとも、今のところは、各国の経済指標の悪化は、マインド面などのソフトデータが中心で、成長率や雇用などのハードデータは、米国の関税引き上げに伴う駆け込みなどもあって、それほど悪化していない。
経済・物価のメインシナリオが実現していくとすれば、経済・物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる。
不確実性は極めて高く、内外経済は大きな岐路にあるように思え、注視していく。不確実性は物価に対しても、押し下げリスクとして働く、一方で、食料品価格を中心にコストプッシュ面からの押上げ圧力が働いている。これら両面の動きが、先行きの物価見通しにどのような影響を及ぼすか、注目。
経済・物価の先行きには常に不確実性がありますので、金融政策においては、そのことを前提としたうえで、経済・物価の安定の観点から、上振れ・下振れ双方向のリスクに対して最も中立的な立ち位置に調整していく必要がある。

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