金・銀市況=金は続伸、円相場が一時147円台に反落で上げ幅拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         16,167   + 81    16,306  + 85  : 3,423.44   +38.70
銀          175.0   -5.0     183.0  -0.9  : 3,929.00   +43.00
プラチナ     6,708   -104     6,270   +88  : 1,449.72    -3.63
パラジウム   6,100      0     6,100     0  : 1,279.93   +18.55
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    146.91   -1.00  ユーロ・ドル相場   1.1735  -0.0050
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【市況】
 金は続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で日中取引を開始。ドル建て現物相場が
3430ドル台に乗せ堅調となったことを夜間取引の引け値から上げ幅を拡大。先限は
正午前に75円高で推移。午後に入り、ドル建て現物相場が反落したが、円相場が一時
147円台前半に反落に支援され、上げ幅を拡大した。
 銀は円高を受けて売り優勢となった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが64〜91円高、ゴールドスポットが85円高、銀
が7.5〜0.9円安。
 推定出来高は、金が3万5221枚、金ミニが1万1896枚、ゴールドスポットが
1759枚、銀が18枚。
【NY金12月限が3500ドル台で値固めできるかに注目】
 金先限は夜間取引で1万6326円まで上昇し、先限としての上場来高値を連日の更
新。利食い売りを吸収し、1万6300円台を維持して引けた。14日間の相対力指数
(RSI)は69台で終了し一段と強気感が増した。日足は3日間連続の陽線引けとな
り、まだ高値出尽くし感はない。
 ニューヨーク金の指標限月は今後、期近8月限から12月限に移行していく。12月
限は前日、3500ドルを維持して引けた。今後、3500ドル台で値固めできるかに
注目。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、反落。前日の海外市場で買い優勢となった勢いを引き継
ぎ、朝方から堅調に推移。午前9時半頃に3438ドル台に上昇したが、ニューヨーク
金時間外取引が反落、ドルの下値の堅さから戻り売り圧力が強まった。午後になり、一
時3417ドル台まで下落。午後4時前から反発し、3429ドル台まで戻している。
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