アジア 米中協議進展は織り込み済み トランプは台湾総統のNY訪問を拒否 東京時間11:00現在 香港ハンセン指数 25263.22(-298.91 -1.17%) 中国上海総合指数 3594.54(-3.40 -0.09%) 台湾加権指数 23343.35(-69.63 -0.30%) 韓国総合株価指数 3213.69(+4.17 +0.13%) 豪ASX200指数 8673.40(-24.31 -0.28%) アジア株は軒並み下落。米中協議に関するポジティブ材料は既に織り込み済み、市場の関心はFOMCや米GDP、中国製造業PMIに移っている。 トランプ米大統領は中国が反対したため、台湾総統がNYに立ち寄ることを拒否したとFTが報じている。トランプ米大統領は中国の習近平国家主席との会談を実現させたいことから、中国に配慮した形だ。さらに、トランプ米政権は中国への技術輸出規制を凍結したという。 きのうからベッセント米財務長官と中国何副首相が3回目の会談を行っており、米中関税休戦の延長を目指している。トランプ氏は「中国との合意は近い。事実上、中国とは合意に達しているが今後の展開を見守りたい」とコメント。 香港株は反落。シャオミやバイドゥ、快手科技、ネットイース、美団、アリババ、テンセントホールディングスなどハイテク関連が総じて下落している。 豪州株はあすのCPIを前に様子見姿勢が強まっている。あすは第2四半期の消費者物価指数が発表される。前年比+2.2%と前回の+2.4%から伸びがやや鈍化することが予想されている。豪中銀が重視しているトリム平均CPIも前回の+2.9%から+2.7%に鈍化の見通し。
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