−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油(NYMEX) 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/09 67.04 69.76 66.53 69.21 + 2.50 2025/10 66.18 68.80 65.76 68.28 + 2.37 2025/11 65.59 68.03 65.15 67.53 + 2.24 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 未入電 633,446 2,018,682 ( - 2,167) 帳入値 前日比 ヒーティングオイル 2025/08 246.38 + 3.72 2025/09 244.91 + 4.55 改質ガソリン 2025/08 221.84 + 8.32 2025/09 217.59 + 7.38 注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高 値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月は2.37〜 2.50ドル高。その他の限月は1.10〜2.24ドル高。 ウクライナとの停戦に合意しなかった場合、約10日後にロシアに対する経済制裁を 強化するとトランプ米大統領が発表したことが買い手がかり。同大統領はロシア産の石 油について「心配していない」と述べたほか、「現在の石油価格はかなり低い」との認 識を示し、ロシア制裁による原油高を容認する印象を与えた。関税についてロシアから 何の反応もないとも述べている。また、ベッセント米財務長官がロシア産の石油購入を 続ける中国は高水準の関税に直面する可能性があると発言したことも買い手がかり。 ロシアの石油収入は予算全体の40%を占める。原油と石油製品の輸出量は日量 700万バレル規模で、主な買い手は中国とインド。この規模の輸出が完全に止まる と、石油輸出国機構(OPEC)プラスでも穴埋めは困難。ただ、米国の追加関税が警 戒されるなかでも、ロシア産石油を輸入する中国やインドに目立った動きは見られな い。 時間外取引で9月限は前日終値付近で推移した後、通常取引開始を控えて強含み。通 常取引が始まると69.76ドルまで上げ幅を拡大した。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。 今日の材料 ・米原油在庫の市場予想は前週比260万バレル減 ・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計 ・原油在庫は前週比153万9000バレル増 ・ガソリン在庫は同173万9000バレル減 ・留出油在庫は同418万9000バレル増 ・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比46万5000バレル増 MINKABU PRESS
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