[今夜の視点]金・銀=米FOMCの金利据え置き見通し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、原油高や米国債の利回
り低下を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の3327.43ドルから、
ドル安を受けて買い優勢となったが、3332ドル台で戻りを売られ、3322ドル台
まで下落した。午後に入ると、押し目を買われたが、上値は限られた。
 原油高や米国債の利回り低下が支援要因になったが、今夜の米連邦公開市場委員会
(FOMC)で金利据え置きが見込まれるなか、戻りを売られた。また第2四半期の欧
米の国内総生産(GDP)速報値や7月の全米雇用報告の発表がある。カナダ銀行の金
利据え置きも見込まれている。

<今夜の予定>
・ユーロ圏国内総生産 2025年4-6月期速報(EUROSTAT)
・全米雇用報告 2025年7月(ADP)
・米国内総生産 2025年4-6月期速報値(商務省)
・米中古住宅販売仮契約指数 2025年6月(全米不動産協会)
・米FOMC声明文公表(FRB)
・政策金利発表(カナダ銀行)
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