−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/09 394.00 396.25 388.75 389.50 - 4.50 2025/12 413.25 416.00 410.00 410.75 - 3.00 2026/03 430.00 432.50 427.25 428.25 - 2.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 未入電 336,979 1,586,596 (+ 11,723) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(8月7日−8月11日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは総じて下落。終値の前営業日比は4.50セント安〜0.25セント高。中 心限月の12月限は3.00セント安の410.75セント。 引き続き米国産の順調な生育や小麦安が圧迫要因となったが、この日のデイリー報告 で、2件の仕向け地不明の大口輸出成約が発表されたことが下支え要因となるなか、7 月の米雇用統計発表後に米株や原油が急落したことは大幅なドル安進展にある程度相殺 される形で大きな弱材料とはならなかった。 12月限は413.25セントで取引を開始。この日の取引レンジは410〜416 セントと、比較的狭い幅での小動きもみ合いとなった。引けは410.75セント。 米農務省(USDA)はこの日、2025/26年度積み、仕向地不明でコーン12 万5000トンの成約があったことを発表した。 また同じ2025/26年度積みで、仕向地不明でコーン22万7160トンの成約 があったことを発表した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトは寒冷前線の通過後、カナダの山火事の影響で空気が悪化している。ミ ズーリ州やイリノイ州を南限にして、広範に健康を害するような空気の汚染が報告され ている。コーンベルトでは高温多湿の天気が続いてきたが、1日は最高気温が24〜 27℃と低めの気温となる見込み。低めの気温と潤沢な土壌水分で、受粉期にあるコー ンや大豆にとっては好ましい天気になる見込み。 コーンベルトや米国北東部では高温多湿の天気が一段落して、低めの気温となるが、 プレーンズでは来週前半まで高温が続くだろう。一方、米国の南西部や南央部では新た な高気圧の尾根が形成されて、テキサス州を東限として、最高気温が38℃を超えそう だ。それ以東の米国南東部のガルフ沿岸では毎日降雨が発生するだろう。それにより今 後5日間の雨量が50〜150ミリとまとまったものになろう。またそれとは別にプレ ーンズでも高温となるが、散発的に降雨も発生するだろう。一方、ミシシッピ川流域北 部〜米国北東部の広い範囲では降雨はない見込み。 6〜10日間予報に関しては、8月6〜10日にかけて、米国の大半で気温は平年並 並み〜上回るが、雨量は米国の北部やミシシッピ川以東で、平年を上回るものの、米国 南東部〜プレーンズの南半分では平年を下回りそうだ。 シカゴ小麦は続落。プレーンズ北部の一部を除き、おおむね生育が良好なことや、ア ルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所が発表した同国産の作柄に関して、「良」以 上の割合が61%と、前週から10ポイントも改善していたことも弱材料となった。 中心限月の12月限は前日比5.50セント安の537.00セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、平年を下回る気温となり、広範に散発的な降雨が発生している。と くに南部では熱波が後退しているが、これは一時的なものとなる見込み。プレーンズ北 部の一部で干ばつの影響が残っている地域があるが、それ以外は総じて生育に適した天 気となっている。 米国南部では、テキサス州〜大西洋沿岸南部にかけて、高温多湿の天気が続いてい る。テキサス州北部〜大西洋沿岸中部にかけて伸びている寒冷前線の近辺で降雨が発生 しているが、内陸部では7月の降雨が平年を下回っていたため、依然として降雨を必要 としている地域がある。 今日の材料 ・コーンベルトでは高温多湿の天気が続いてきたが、1日は最高気温が24〜27℃と 低めの気温となる見込み。低めの気温と潤沢な土壌水分で、受粉期にあるコーンや大 豆にとっては好ましい天気になる見込み。 ・各々2025/26年度積み、仕向地不明でコーン12万5000トン、22万 7160トンの輸出成約=USDA。 MINKABU PRESS
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