金・銀市況=金が続伸、円高一服や現物高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,955    +18    16,098   +17  : 3,359.70   +67.44
銀          176.0    0.0     174.9  -1.1  : 3,718.00   +51.00
プラチナ     6,187    -13     5,807   -69  : 1,317.60   +23.30
パラジウム   5,700   -200     5,700  -200  : 1,209.74    +9.41
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.60   -3.01  ユーロ・ドル相場   1.1574  +0.0141
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【市況】
 金が続伸。円高を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場が上げ一服とな
ったが、円高一服が下支えになった。午後に入ると、ドル建て現物相場の堅調を受けて
プラスサイドに転じた。銀は先限が下落した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが4〜19円高、ゴールドスポットが8円高、銀が
3.0円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が2万5571枚、金ミニが7535枚、ゴールドスポットが
1070枚、銀が3枚。
【金は予想以下の米雇用統計が支援】
 金先限は日中取引で1万6113円まで戻した。円高一服やドル建て現物相場の堅調
が支援要因になった。円相場は1ドル=147円台前半で円高が一服した。銀先限は
174.6円まで下落した。
 予想以下の米雇用統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)の9月利下げの見方が戻
った。当面は9月利下げ観測が続くかどうかを確認したい。一方、トランプ米大統領は
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長に辞任を促した。クーグラーFRB理事の退
任が背景にある。今週は8日が米国のロシア制裁発動期限となっており、ウクライナ情
勢も焦点である。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場では、予想以下の米雇用統計を受
けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の3355.73ドルから、ドル高を受
けて3346ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。午後に入ると、ドル安再開
を受けて地合いを引き締め、3361ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。
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