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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/09 66.21 66.39 65.03 65.16 - 1.13
2025/10 65.21 65.38 64.08 64.20 - 1.10
2025/11 64.52 64.62 63.43 63.52 - 1.03
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 702,554 2,031,619 ( - 5,434)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/09 225.02 - 6.74
2025/10 224.83 - 6.23
改質ガソリン 2025/09 209.15 - 1.07
2025/10 193.78 - 1.38
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月は1.13〜
1.10ドル安。その他の限月は1.03〜0.61ドル安。
石油輸出国機構(OPEC)プラスの中核国が9月の増産で、23年に実施した日量
220万バレル規模の自主減産の巻き戻しを完了するほか、10月以降も日量166万
バレルの自主減産の巻き戻しを継続するとの観測が重しとなった。供給過剰が警戒さ
れ、原油価格が低調に推移するなかでも、主要産油国が増産を続けるリスクが意識され
ている。
ウクライナ停戦を目指すトランプ米大統領がインドにロシア産原油の輸入を停止する
よう要求し、インド外務省がこの要求に応じない方針を示した後、同大統領が大幅な関
税引き上げを警告したことは懸念要因。インドは良い貿易相手ではなかったとの認識を
示している。
トランプ米大統領が「中国との合意は近い」、「中国と良い合意が結べると思う」と
述べた一方、中国がロシア産原油の購入を続ける構えであることは懸念要因。インドと
同様に、中国に対しても米国が高水準の関税を課して、通商協議が破綻するリスクがあ
る。
時間外取引で9月限は軟調。通常取引開始後も売りが優勢で、65.03ドルまで下
げ幅を広げた。
改質ガソリンの期近は続落。ヒーティングオイルの期近は反落した。原油安が重し。
今日の材料
・ロシアは空中停戦など米国に対する譲歩を検討=ブルームバーグ
・インドは石油企業にロシア産以外の原油購入計画を立てるよう指示=同上
・サウジの石油リグ稼働数は、生産能力を維持するためのいくつかの油田プロジェクト
が完了した後に減少=サウジアラムコCEO
・今年の石油需要の伸びは日量110万から130万バレル=同上
MINKABU PRESS
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