金・銀市況=金が総じて反発、終盤に上げ幅を拡大し堅調な引け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,980    +50    16,153   +65  : 3,376.99   +10.24
銀          176.0    0.0     174.6   0.0  : 3,784.00   +51.00
プラチナ     6,240    -11     5,819   +20  : 1,323.41   - 3.84
パラジウム   5,600   -100     5 600  -100  : 1,171.68   -28.83
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.48   +0.19  ユーロ・ドル相場   1.1582  +0.0033
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【市況】
 金は総じて反発。金はニューヨーク高と円小幅安から買い優勢で始まった。買い一巡
後、ドル建て現物相場の反落から上げ幅を縮小。先限は正午前に68円高。午後に入る
と、現物相場の軟化、円小幅高でさらに上げ幅を縮小したが、終盤に上げ幅を拡大し、
堅調な引けとなった。
 銀は商いは成立しなかった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが20〜67円高、ゴールドスポットが5円高、銀が
変わらず。
 推定出来高は、金が2万5034枚、金ミニが8142枚、ゴールドスポットが
1107枚、銀が0枚。
【金先限は今月に入り大台割れなく値固め続く】
 先限は7月24日以来の高値となる1万6210円まで上昇。短期トレーダーらの利
食い売りなどで高値を離れたが、下値は堅く、日足は陽線引け。9月の米連邦公開市場
委員会(FOMC)で利下げ観測が強く、ドル安が進みやすい環境は追い風。
 先限は今月に入り、一度も1万6000円の大台割れはなく、値固めは進んでいる印
象だ。円高警戒すべき場面だが押し目は買い優勢か。8月は米経済指標以外には、21
〜23日の予定で米ワイオミング州ジャクソンホールで開催される経済シンポジウム
(金融会議)にも注意が必要だ。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、下値を切り上げ。前日の海外市場では米利下げ観測により
ドルの先安感から買い優勢となり、ニューヨーク時間に3390ドルを試した。ニュー
ヨーク時間の午後からアジア時間にかけては膠着状態で推移後、戻り圧力が強く、午前
中に3373ドル台に軟化。午後になり、3370.88ドルまで下落。午後3時過ぎ
から戻り歩調となり、3378ドル台に戻した。ユーロ高・ドル安が支援材料。
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