トランプ米政権は、インドに対して25%の追加関税を課すと発表した。ロシア産石 油購入が一因になっている。インドは、中国と並ぶロシア産原油の主要輸入国になって いる。安価なロシア産原油を購入し、それを精製したものを欧州向けなどにも輸出して いる。このため、実質的にはロシア産石油が欧州でも流通している状況になるが、イン ドは他国の圧力でロシア産原油の調達を止めることに反発している。関税への対応でイ ンドがロシア産原油の調達を止めると大きな混乱が生じる可能性もあるが、マーケット は供給環境の混乱リスクを織り込むことに慎重姿勢を維持している。ロシアのプーチン 大統領が米国の特使と会談を行ったが、協議の内容が良好との見方が影響した可能性も ある。仮にロシアが米国の停戦要求に応じる動きをみせると、そもそもロシア産石油の 購入が問題ではなくなる可能性もある。 (マーケットエッジ・小菅 努) ※タイトルを差し替えて再送します
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