金・銀市況＝金が総じて小幅続落、終盤に下値を切り上げ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 貴金属の相場表（帳入値と前営業日比） 2025/08 2026/06 ドル建て現物価格 15:45 現在 金 15,947 -8 16,087 -15 ： 3,354.71 + 6.28 銀 176.0 0.0 179.8 0.0 ： 3,837.00 +49.00 プラチナ 6,365 +95 5,905 +72 ： 1,348.81 +16.55 パラジウム 5,500 0 5,500 0 ： 1,139.95 - 6.78 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 15:45 現在 前営業日比 15:45 現在 前営業日比 ドル・円相場 147.76 -0.43 ユーロ・ドル相場 1.1689 +0.0073 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【市況】 金が総じて小幅続落。ニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後 は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことや円高一服を受けて下げは一服。先限は 正午前に９円安で推移。午後はドル建て現物相場の上値の重さや、円相場の再上昇から ジリ安となり、３０円超の下落となったが、終盤に下値を切り上げた。 銀は期中２月限が上昇。その他は出来ず。 前営業日比は、金標準、金ミニが１５円安〜変わらず、ゴールドスポットが５円高、 銀が変わらず〜１．０円高。 推定出来高は、金が２万２５２９枚、金ミニが７６５６枚、ゴールドスポットが ８５４枚、銀が１枚。 【金は売り優勢も１万６０００円が支持線、円高警戒】 金先限は夜間取引で１万６０３０円まで下落した。前日の終値１万６１０２円で戻り を抑えられ、日中取引では再軟化となり、夜間取引の安値をわずかに下回る１万 ６０２９円まで下落。１万６０００円を手じまい売りポイントにした打診買いの動きが 根強く、一時１万６０９０円台に戻した。 １万６０００円割れ回避で底堅い動きだが、日米の金利差縮小による円高には警戒し たい。米大手金融機関のゴールドマンサックスは９月１６、１７日の米連邦公開市場員 会（ＦＯＭＣ）に向けて１ドル＝１４２円までドル安・円高進行予想でドル円を売りに 傾けることを推奨している。 目先は１５日発表の第２四半期の国内総生産１次速報に注目。同日は米ロ首脳会談の 開催もあり、ウクライナ停戦に向けて進展があるかどうかを確認したい。 【ロンドン＝現物相場】 金のドル建て現物相場は下値堅く推移。きのうの海外市場では、株高を受けて利食い 売りが出たが、ドル安が下支え。アジア市場で、朝方の３３５１．１３ドルから、戻り を売られたが、３３４２ドル台で押し目を買われた。午前１１時前から戻り歩調とな り、正午前に３３５４ドル台まで上昇。午後になり、売り優勢となり、３３４６ドル台 に反落したが、ドルの反落で再浮上し、３３５６ドル台まで切り返している。 MINKABU PRESS
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