日中取引開始後、原油の2026年1月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して いる。 トランプ米大統領は今週末の米ロ首脳会談が手探りであるとの認識を示した一方、ロ シアがウクライナ停戦に合意しない場合の帰結について警告している。その場しのぎの 発言が多い大統領だが、ベッセント米財務長官はロシア産原油を輸入する中国に対する 200%の関税を口にするなど、米ロ首脳会談の結果次第では関税や追加制裁でロシア に対する圧力が拡大する可能性が高い。 米国はロシア産石油の輸入国に対する二次関税に欧州も巻き込みたいようだが、欧州 首脳から積極的な発言は一切聞こえてこない。世界最大の産油国である米国と異なり、 原油生産の限定的な欧州では被害が大きいことから、200%関税に及び腰となるのも 無理ではない。ウクライナ戦争を続けるロシアを強い口調で批難するEUは、ロシア産 原油に依存せざるを得ないことを理解している。ウクライナ戦争におけるロシアの優勢 を認めず、停戦条件で譲歩することもなく、劇薬レベルの石油関税もためらう欧州の中 途半端な態度は、見通しを曇らせる最大の要因だと思われる。 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.16ドル高の62.81ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは62.70ドルから62.84ドル。 原油1月限の予想レンジは5万8200円から5万9200円、ガソリン先限は8万 0500円から8万1500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。 MINKABU PRESS
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