●短期見通し原油、需給緩和で上値重い＝マーケットエッジ

　マクロ需給の緩和見通しで、上値の重い展開が続く見通。６０ドル台前半に割安感は
乏しく、下値不安を維持する。ドライブシーズンが終了に近付いていること、世界経済
の減速が需要を抑制する見通し。一方、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラスなどの大規
模な増産は続くことで、供給過剰傾向が強まりやすい。１５日の米露首脳会談がイベン
トリスクになるため、ロシア産供給見通しの変化によっては、上下双方に値が大きく揺
れ動く可能性がある。首脳会談後のトランプ大統領の動向に注目したい。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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