−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/12 3,382.6 -0.6 シカゴ大豆 2025/11 1,042.50 +14.00 NY銀 2025/ 9 3,797.5 -9.4 シカゴコーン 2025/12 405.25 +8.00 NYプラ 2025/10 1,345.2 -16.3 NY原油 2025/ 9 62.80 -1.16 NYパラ 2025/ 91,117.80 -36.90 ドル・円 147.21 -0.54 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時146円台まで下落 NY為替市場はドル安が優勢となり、ドル円は一時146円台まで下落する場面も見 られた。円高の動きもドル円を圧迫。東京時間に発表になっていた日本の4−6月期G DP速報値が予想外に強い内容だったことから、日銀の利上げ期待を高めている模様。 短期金融市場ではいまのところ年内の利下げの確率を67%に上昇させている。ドル円 は本日の下げで21日線に上値を拒まれた格好となっており、上値の重いムードは続い ている。 本日は7月の米小売売上高と8月調査のミシガン大消費者信頼感指数が発表になって いたが、まちまちの内容で市場の反応も限定的となっていた。 ◎NY貴金属=総じて下落、米小売売上高の増加が圧迫 ニューヨーク金、銀は総じて続落。 金12月限は続落。時間外取引では、ドル安を受けて買い優勢となった。欧州時間に 入ると、買いが一巡し、もみ合いとなった。日中取引では、米小売売上高の増加を受け て売り優勢となったが、ドル安を受けて下値は限られた。 銀9月限は金軟調につれ安となったが、ドル安が下支えになった。 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。 プラチナ10月限は反落。時間外取引では、ドル安を受けて小じっかりで推移する と、株高を受けて上値を伸ばした。欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引で は、米小売売上高の増加や金軟調を受けて売り優勢となった。その後は、ドル安を受け て下げ一服となった。 パラジウム9月限は他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。 ◎LME=銅・ニッケルは反発、ドル安が支援 アルミ3カ月物は反落。2621ドル台で買い優勢で取引を開始した後、アジア株高 を受けて2631ドル台まで上昇した。ただ米ロ首脳会談を控えて欧州株が下落する と、戻りを売られた。その後は、米小売売上高の増加を受けて2592ドル台まで下落 したが、米連邦準備理事会(FRB)の9月利下げ観測に変わりがないことから下値は 限られた。 銅3カ月物は反発。9777ドルで堅調で取引を開始。序盤はアジア株高が支援要因 になったが、米ロ首脳会談を控えて欧州株が下落すると、戻りを売られ、9725ドル 台まで下落した。その後は、米連邦準備理事会(FRB)の9月利下げ観測を受けてド ル安に振れると、9808ドル台まで上昇した。 ◎NY原油=反落、米露首脳会談を控えて手じまい売り優勢 ニューヨーク原油は反落。 最も遅い時間帯にあるアラスカでの米露首脳会談を控え、この日は手じまい売りが優 勢となった。可能性は低いが仮に停戦合意があれば短期的には軟調地合いになるとの見 方が優勢のため、越週玉を嫌った向きの玉整理で上値が重くなった。前日の上げ幅をほ ぼ失う展開。 改質ガソリンは急反落、ヒーティングオイルも下落。原油の軟調地合いに追随した。 とくにガソリンの下げ幅が大きくなった。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は急反発、コーンも上昇 大豆は急反発。 カナダのカーニー首相が中国の高関税に対して菜種農家救済策を検討する方針を出し たことで、前日のシカゴ急落の一因となっていたウィニペグ菜種が持ち直したことや、 この日発表された7月の全米油糧種子加工業者協会(NOPA)大豆圧砕高が事前予想 を大きく上回って高水準だったことが好感された。また米国中央部に高気圧の尾根が居 座るとの予報も買い意欲を強めた。 コーンは上昇。 前日急落して圧迫要因となっていた大豆が一転して急反発したことで、前日のコーン 自体の好調な輸出需要が支援材料として蒸し返された。また来週18〜21日に予定さ れているプロファーマーの産地クロップツアーのタイミングに重なる形で、来週米国中 央部に高気圧の尾根が居座って高めの気温が続くとの予報が出ていることも買い材料と なった。 MINKABU PRESS
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