[今日の視点]石油=下落、期中1月限は5万8500円近くまでの下げ余地

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は下落へ。2026年1月限で800〜300円安程度を想定する。15日
の海外原油の反落から売り優勢。15日に米ロ首脳会談が開催されたが、ロシアのウク
ライナ侵略は停戦に至らず。協議は継続され、ウクライナのゼレンスキー大統領が渡米
し、現地18日にトランプ米大統領とホワイトハウスで会談する。ある程度、予想でき
たが、ウクライナ停戦が即実現には至らなかった。
 週明けのニューヨーク原油時間外取引は小幅続落で推移。円相場は1ドル=147円
台前半で推移し、15日の午後3時45分時点と同水準で推移。
 ドバイ原油の中心限月の期中1月限は、夜間取引の中盤に5万8650円まで下落。
5万8920円まで下げ幅を縮小して夜間取引を終えた。日中取引は下げ幅を拡大し、
夜間取引の安値5万8650円、さらに5万8500円近くまでの下げ余地はあると予
想。抵抗線は日付けが変わった後の夜間取引の戻り高値である5万9170円。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.14ドル安の61.84ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは61.65〜62.19ドル。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】13:30 第3次産業活動指数 2025年6月(経済産業省)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 貿易収支 2025年6月(EUROSTAT)
◆ イギリス ◆
【経済】08:01 住宅価格指数 2025年8月(ライトムーブ)
◆ アメリカ ◆
【農産】8/19 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】8/19 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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