ゴム相場は、夜間取引の引けと比べ、水準をやや引き上げて寄り付きそうだ。 上海ゴム夜間取引は、中心限月の1月限が前営業日比40元高の1万5820元。 ドル円は1ドル=147.15円水準とJPXゴムRSS3号の14日の夜間取引の引 け時と比べ、30銭前後の円安で推移している。 15日のNYダウ工業株30種平均株価は前営業日比34ドル高、ナスダック総合株 価指数は同0.40%安、NY原油期近9月限は同1.16ドル安の62.80ドルと なった。 今日のJPXゴムRSS3号の寄り付きは、上海夜間が小高く推移したことを受け て、買いがやや先行する展開となりそうだ。 ゴムRSS3号の活発限月の期中1月限は、318.5〜319.5円前後で寄り付 くと予想する。今日の予想レンジは315.0〜325.0円前後としたい。期先26 年7月限は318.5〜319.5円前後で寄り付くと予想する。 TSR20の期先26年7月限は248.0〜252.0円前後で寄り付くとみる。 本日の予想レンジは246.0〜254.0円前後と考えたい。 上海天然ゴム先物の26年1月限は、1万5650ポイント付近で寄り付くとみる。 【8月15日のゴム・レビュー】 ゴムRSS3号は期中限月が反発。寄り付きでは、上海夜間安を映し、売り優勢で推 移した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが夜間取引の下げ幅を縮小していることか ら、下げ渋りを見せた。終盤に入ると、上海ゴムの中心限月1月限がプラスサイドに浮 上したことから買いが先行し、期中限月を中心にプラスサイドで引けた。TSR20は 出来ず。 大引けのRSS3号は前営業日比2.0円安〜3.4円高、活発限月の1月限は同 2.3円高の319.5円、期先26年7月限は同2.0円安の318.0円、総出来 高は203枚、TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は同40〜500ポ イント高、総出来高は24枚。 夜間取引のRSS3号は、総じて堅調。前営業日比1.0円安〜3.7円高。活発限 月の1月限は同1.0円安の318.5円、期先7月限は出来ず、総出来高は181 枚。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。 【ゴムRSS市場の投資部門別取引状況(単位=枚)】 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 08月第1週 - 15 + 15 - 7 - 9 + 33 - 2 07月第5週 + 57 - 57 + 44 - 5 - 98 + 2 07月第4週 - 1 + 1 + 19 + 6 - 22 - 2 07月第3週 + 19 - 19 + 75 - 85 - 9 0 (注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し) 【ゴムTSR20市場の投資部門別取引状況(単位=枚) 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 08月第1週 0 0 0 0 0 0 07月第5週 0 0 0 0 0 0 07月第4週 0 0 0 0 0 0 07月第3週 0 0 0 0 0 0 (注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し) 【上海天然ゴム先物市場の投資部門別取引状況(単位=枚) 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 08月第1週 + 55 - 55 0 0 - 55 0 07月第5週 - 40 + 40 0 + 22 + 18 0 07月第4週 0 0 0 - 18 + 18 0 07月第3週 - 22 + 22 0 - 4 + 27 0 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】13:30 第3次産業活動指数 2025年6月(経済産業省) 【発会】--:-- とうもろこし 2026年9月限(大阪取引所) 【発会】--:-- 一般大豆 2026年8月限(大阪取引所) ◆ アメリカ ◆ 【農産】8/19 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】8/19 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) MINKABU PRESS
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