大阪9月限 日経225先物 43720 +250 (+0.57%) TOPIX先物 3123.5 +9.5 (+0.30%) 日経225先物(9月限)は前日比250円高の4万3720円で取引を終了。寄り付きは4万3510円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万3445円)を上回り、やや買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後に4万3710円まで買われ、買い一巡後は利益確定に伴うロング解消の動きになり、前場中盤に4万3380円まで軟化する場面もあった。 ただし、前場終盤にかけては再び上へのバイアスが強まり、後場の開始直後には4万3840円まで買われた。その後は4万3650円~4万3800円辺りで保ち合いが続き、4万3720円で取引を終えた。 日経225先物は寄り付き直後にボリンジャーバンドの+2σ(4万3590円)を突破してきた。前場中盤に同バンドを割り込んだことでロングの解消もみられたが、前場終盤にかけて+2σを上回り、後場は同バンドを支持線とした推移が続いた。トランプ米大統領による半導体関税を警戒して指数インパクトの大きい値がさハイテク株に弱い値動きが目立ったものの、アドバンテスト<6857>[東証P]が前場終盤にかけて切り返したこともあり、ショートを仕掛けにくくさせている。 後場は4万3650円~4万3800円辺りの狭いレンジでの推移とはなったが、膠着ながらも+2σを上回っての値動きだったことで、押し目ではインデックスに絡んだ買いが断続的に入っていたようだ。+2σはナイトセッションで4万3860円辺りに切り上がっており、同バンドを下回っての推移となれば市場心理を神経質にさせそうである。 ただし、週足の+2σは4万4030円に上昇しているため、4万4000円乗せが射程に入っている状況だろう。インデックスに絡んだ資金流入が継続しているため、調整が入る局面では押し目待ち狙いのロングでの対応となろう。 NT倍率は先物中心限月で13.99倍に上昇した。一時13.92倍に低下する場面もみられたが、その後の切り返しによって200日移動平均線(13.98倍)を挟んでの推移をみせるなかで、14.00倍に乗せる場面もあった。同線での攻防が続きそうだが、14.00倍台が定着してくると、NTショートの巻き戻しが強まる可能性もある。 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万4077枚、ソシエテジェネラル証券が1万6473枚、サスケハナ・ホンコンが4507枚、JPモルガン証券が2554枚、ゴールドマン証券が2255枚、バークレイズ証券が2196枚、日産証券が1820枚、モルガンMUFG証券が1199枚、SBI証券が1155枚、ビーオブエー証券が789枚だった。 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万2440枚、ABNクリアリン証券が2万1080枚、JPモルガン証券が4997枚、バークレイズ証券が3329枚、モルガンMUFG証券が2793枚、みずほ証券が1959枚、ゴールドマン証券が1692枚、サスケハナ・ホンコンが1308枚、ビーオブエー証券が1236枚、大和証券が1103枚だった。 株探ニュース
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