国内市場は上昇へ。2026年1月限で300〜600円高程度を想定する。ウクラ イナ和平に向けて米ロ首脳会談は順調だった一方、欧州連合(EU)とウクライナのゼ レンスキー大統領が停戦に消極的であることが相場を支えた。円相場が1ドル= 147円後半で円安・ドル高推移していることも支援要因。 トランプ米大統領は米国とロシア、ウクライナの三者会談を実施する見通し。日時や 場所は不明だが、SNSで再び言及している。EUや北大西洋条約機構(NATO)が ウクライナ領土の譲渡に強く反対しており、ゼレンスキー大統領がロシアとの停戦条件 に合意するかどうか依然として不透明であるものの、三者会談の日程がはっきりするな らば、ウクライナの和平期待が強まるだろう。米アクシオスの報道によると、トランプ 米大統領は今月末までにロシアとウクライナ首脳の会談が実現することを望んでいると 伝わっており、目先はウクライナ停戦の行方が相場を右往左往させそうだ。 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.11ドル安の62.59ドルで 取引されている。本日これまでのレンジは62.22〜62.68ドル。 <今日の予定> ◆ ニュージーランド ◆ 【経済】07:45 生産者物価指数 2025年4-6月期(NZ統計局) ◆ オーストラリア ◆ 【経済】09:30 消費者信頼感指数 2025年8月(WESTPAC) ◆ 香港 ◆ 【経済】17:30 雇用統計 2025年7月(香港統計局) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】17:00 国際収支 2025年6月(ECB) ◆ イギリス ◆ 【納会】--:-- WTI原油 2025年9月限(ICE EUROPE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:30 住宅着工・許可件数 2025年7月(商務省) 【工業】8/20 05:30 週間石油統計(API) ◆ カナダ ◆ 【経済】21:30 消費者物価指数 2025年7月(カナダ統計局) MINKABU PRESS
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