[本日の見通し]石油=上昇、プーチン・ゼレンスキー会談は2週間以内に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は上昇。ただ、夜間取引で上げは一服して
いる。

 ドイツのメルツ首相によると、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の会談が2週間
以内に行われる。場所はまだ未定だが、先週末から続く各国の首脳会談の結果、ウクラ
イナ戦争が終結に向かって動き出した可能性が高い。プーチン・ゼレンスキー会談の後
にはトランプ米大統領も加わり、三者会談も開催されるようだ。本日、臨時の欧州連合
(EU)首脳会合が開催されることも停戦・和平期待を高める要因。ウクライナ領土の
ロシアへの譲渡を頑なに認めず、停戦の障害となっていたEUがようやく譲歩した可能
性がある。続報を待ちたい。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.10ドル安の62.60ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは62.99ドルから63.39ドル。
 原油1月限の予想レンジは5万9100円から6万0100円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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