●論点解説金、UBSは価格見通し引き上げ=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金相場は小動きに終始している。21〜23日にジャクソンホール会議を控えている
ことで、イベントリスクから積極的な売買が見送られている。米金利、ドルも小動きに
終始している。マーケットは22日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)が9月
利下げ向けて地ならしを進めるとの見方が強いが、事前に米金利低下・ドル安を進める
ことは見送られており、実際の発言内容をみてから次の売買を仕掛けたいとのムードが
支配的であることが窺える。
 スイス金融大手UBSは、2026年3月末の金価格見通しを従来の3500ドルか
ら3600ドルまで引き上げた。根強いインフレ圧力、低経済成長、それに伴うFRB
の利下げ見通しの影響などが指摘されている。26年6月末と9月末は3700ドルま
で一段高が想定されている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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