シカゴ大豆の夜間取引は朝方軟調だったが、午後から戻した。11月限は1040セ ント台前半から1050セント台前半まで戻した。 引け後に発表された作柄は「良」以上が69%と前週から1ポイント上昇してこと で、午前は圧迫要因となっていたが、その後に大きく戻している。 後述するように、中国の駐米大使の発言などで、同国の米国産大豆購入に対する懸念 が再び強まっており、米国の時間帯に再び圧迫要因となる可能性がありそうだ。 前日のシカゴは期近から下落。週間輸出検証高が38万トン台と低調だったことに圧 迫された。また中国の謝鋒駐米大使が先週ワシントンで開催された米国の大豆業界団体 との会合で、米国の保護主義が米中間の農業協力を脅かしていると指摘したことで、今 年上半期の中国の米国産大豆購入が前年上半期から半減していることが弱材料視され た。 11月限は1046.00セントまで下落して、引けも1047.75セントとほと んど戻せず、1050セント台を割り込んだ。 <今夜の予定> ◆ フランス ◆ 【経済】 15:45 消費者信頼感指数 2025年8月(INSEE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 耐久財受注 2025年7月速報値(商務省) 【経済】 22:00 住宅価格指数 2025年6月(連邦住宅金融局) 【経済】 22:00 ケース・シラー住宅価格指数 2025年6月(S&P) 【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2025年8月(カンファレンスボード) 【工業】 8/27 05:30 週間石油統計(API) *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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