石油午前=軟調、今週末の主要産油国会合を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内石油市場は中心限月が軟調。先週末の海外原油が反落したことが重し。今週末
7日に予定されている石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国による会合で、
残されている日量166万バレルの自主減産について、巻き戻しが協議される可能性が
意識されている。主要産油国は日量220万バレルの自主減産を巻き戻すことで合意し
ているものの、日量166万バレルの自主減産については今のところ不透明。ただ、円
相場は1ドル=147円前半で円安・ドル高推移し、国内市場を下支えしている。時間
外取引でニューヨーク原油10月限は軟調。なお、今晩のニューヨーク市場はレイバ
ー・デーのため休場。
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は軟調。ただ、夜間取引で下げが一服した
後、目立った動きは見られない。
 午前11時03分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
320円安〜390円高。
 午前11時03分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が181枚。
【ガザ地区を米国が信託統治へ】
 米ワシントン・ポストの報道によると、トランプ米政権はガザ地区でイスラエルによ
るパレスチナ人の虐殺が終了した後、同地区を米国が信託統治する案を検討している。
パレスチナ自治区ガザは観光地やハイテク製造拠点に生まれ変わるという。生き残って
いるパレスチナ人は移住させる見通し。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で10月限は前日比0.23ドル安の63.67ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは63.67〜64.04ドル。
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