プラチナ市況=プラチナが総じて反落、現物相場の軟化で下げに転換

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         16,875   +265    17,052  +292  : 3,535.99   +49.94
銀          183.0   +3.2     194.2  +3.8  : 4,083.00   +16.00
プラチナ     6,556   + 78     6,171  - 34  : 1,395.70   -11.30
パラジウム   5,400   +100     5,400  +100  : 1,131.50   + 5.00
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.56   +0.54  ユーロ・ドル相場   1.1639  -0.0063
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反落。ニューヨーク続伸を受けド
ル建て現物相場が一時1410ドル台に上昇、1ドル=148円台の円安、金続伸が買
い材料となり、前半は堅調に推移。先限は正午前に20円超の上げ幅を維持。午後にな
り、ドル建て現物相場が1400ドル割れまで反落となったことから下げに転換。終盤
から引けにかけて軟調に推移。期近10月限のみ買い優勢。期近2本と8月先限が一代
高値を更新。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は100円高。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが37円安〜78円高、プラチナスポットが
4円安、パラジウムが100円高。
 推定出来高は、プラチナが1万4675枚、プラチナミニが829枚、プラチナスポ
ットが2782枚、パラジウムが0枚。
【先限が6100円台前半で下げ渋るかに注目】
 先限は午前中に6269円まで上げ幅を拡大し、26年8月限として一代高値を更新
した。先限つなぎ足で7月24日の高値6293円が抵抗線として意識され、午後にな
り、終盤に6145円まで軟化した。6100円台前半で買い玉が積み上がっていると
みられ、6100円台前半で下げ渋るかに注目。14日間の相対力指数(RSI)は
60台を維持し、上昇基調にある短期線の5日間移動平均線(6054円)を維持。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1409ドルから、金堅調につれ
高となり、1416ドル台まで上昇。11時前から反落となり、午後になり、軟調に推
移し、午後4時過ぎに1385ドル台まで押し目形成。
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