−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/10) 1418.7 1465.0 1403.5 1455.1 + 42.9 (26/ 1) 1429.2 1476.7 1416.5 1467.3 + 42.7 パラジウム (25/12) 1158.00 1195.50 1151.00 1186.60 + 33.30 (26/ 3) 1173.00 1203.50 1166.00 1198.00 + 33.90 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 40,973 74,569 88,805 (+ 2,582) パラジウム 6,184 10,125 18,624 (+ 74) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 45,271.23 - 24.58 前日 148.39/41 1.1686/88 ・ナスダック 21,497.73 + 218.10 本日 148.09/11 1.1661/63 ・10年米国債利回り 4.22 - 0.05 ・NY原油 (25/10) 63.97 - 1.62 ・SPDR保有金残高 990.56 + 12.88 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比はプラチナが39.5〜43.2ドル 高、中心限月の10月限が42.9ドル高、パラジウムは31.70〜33.90ドル 高、中心限月の12月限は33.30ドル高。 プラチナ10月限は続伸。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、買い一巡後 は上げ一服となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて堅調となった。日中取引で は、予想以下の米求人件数やドル安、金堅調を受けて買い優勢となったが、序盤の買い が一巡すると、上げ一服となった。 パラジウム12月限はドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。 プラチナ10月限は時間外取引を1403.5〜1429.0ドルのレンジで推移 し、前日比10.7ドル高の1422.9ドルとなった。10月限は高寄りしたのち、 金堅調につれ高となったが、買い一巡後は上げ一服となった。欧州時間に入ると、ドル 安を受けて堅調となった。 日中取引では、予想以下の米求人件数やドル安、金堅調を受けて買い優勢となり、 1465.0ドルまで上昇した。買い一巡後は高値警戒感から、利食い売りが出て上げ 一服となった。 7月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は718万1000件と前 月から17万6000件減少した。市場予想は737万8000件だった。労働市場の 減速に対する懸念を受けて米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が高まった。 パラジウム12月限は、時間外取引を1151.00〜1186.00ドルのレンジ で推移し、前日比27.20ドル高の1180.50ドルとなった。12月限は高寄り したのち、他の貴金属の堅調につれ高となったが、買い一巡後は上げ一服となった。そ の後は、買い戻されたことや欧州時間のドル安を受けて堅調となった。 日中取引では、ドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となり、1195.50 ドルまで上昇した。序盤の買いが一巡すると、上げ一服となった。 2日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの53万0130オ ンス、パラジウムは変わらずの13万9733オンス。 今日の材料 ・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、欧州連合(EU)の議員が外国のステー ブルコイン発行者に対し「セーフガード」と「強固な同等性制度」を要求すべきだと述 べた。EU内で保有する準備資産に対する取り付け騒ぎのリスクを防ぐことが狙い。 ・8月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.0と、 前月の50.9から上昇し、12カ月ぶりの高水準となった。ただ、昨年5月以来の新 規受注増にもかかわらず、サービス業の伸び悩みが製造業の生産高改善を相殺し、わず かな上昇にとどまった。 ・イングランド銀行(英中銀)のベイリー総裁は、米連邦準備理事会(FRB)の独立 性に対するいかなる脅威も「非常に深刻な」問題という認識を示した。 ・米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、労働市場の弱体化を理由にFRBが 9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを行うべきとの見解を改めて示し、そ の後の利下げペースは今後の経済の動向次第だと述べた。 ・7月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は718万1000件と前 月から17万6000件減少した。求人件数が10カ月ぶりの低水準に落ち込む一方、 解雇件数は増加し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)以降で初め て失業者数が求人数を上回った。市場予想は737万8000件だった。 ・米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレの高止まりは依然として連邦 準備理事会(FRB)の主なリスクであるものの、労働市場の軟化を示す証拠が見られ れば、年内に25ベーシスポイント(bp)の利下げを1回実施する可能性が高いとの 見方を示した。 ・トランプ米大統領は、ロシアがウクライナとの紛争終結に向けて関心をほぼ示さない 中、「プーチン大統領へのメッセージはない」とし、決定を待つと述べた。 ・7月の米製造業新規受注は前月比1.3%減少した。民間航空機の受注低迷が響いた ものの、企業の設備投資は第3四半期序盤に堅調な伸びを維持したもよう。市場予想は 1.4%減だった。6月分は4.8%減で改定されなかった。 ・トランプ米大統領は、ポーランドのナブロツキ大統領とホワイトハウスで会談した。 ポーランドの隣国ウクライナの情勢に加え、米国製兵器の購入を含む貿易やエネルギー 安全保障について協議する見通し。 ・米地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、12地区連銀の多くが、前回報告 から経済活動にほとんど変化がない、または全く変化がないとの認識を示した。一方、 4地区が控えめな成長を報告した。 ・トランプ米大統領は、関税の合法性を巡る裁判で敗訴すれば、日本や欧州連合(E U)、韓国などとこれまでに締結した貿易協定を「解消」せざるを得なくなる可能性が あるという認識を示した。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。