株価指数先物【昼】 節目の4万2500円接近では強弱感が対立

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の4万2480円(+1.11%)前後で推移。寄り付きは4万2090円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万2110円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後につけた4万2020円を安値にロングの勢いが強まり、中盤にかけて4万2490円まで上げ幅を広げた。買い一巡後に4万2300円辺りまで上げ幅を縮める場面もみられたが、終盤にかけて再び強含みの展開になった。

 日経225先物は現物の寄り付き後ほどなくして上値を抑えられていた25日移動平均線を上抜けており、ショートカバーを誘う形になった。節目の4万2500円接近では利益確定に伴うロング解消の動きや戻り待ち狙いのショートが入りそうであり、強弱感が対立しそうだ。ただし、25日線が位置する4万2250円を上回っての推移が続くようだと、カバー狙いのスタンスに向かわせそうである。

 NT倍率は先物中心限月で13.81倍に上昇した。一時13.83倍まで上昇しており、ボリンジャーバンドの-1σ(13.75倍)を突破して中心値となる25日線(13.83倍)を捉えてきた。半導体株やAI、電線株などが買われており、相対的に日経平均型優位の流れになった。

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