プラチナ午前=プラチナが反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたが、円安一服に上値を抑
えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが113〜36円安、プラチナミニが
104.0〜98.0円安、プラチナスポットが158円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが6933枚、プラチナミニが607枚、
プラチナスポットが1206枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。労働市場の減速で米連邦準備理事会
(FRB)の利下げ観測が強いが、米雇用統計の発表を控えて利食い売りが出た。一
方、トランプ米大統領は、日本から輸入する自動車などに対する関税引き下げに関する
大統領令に署名した。自動車も含め、従来の関税率が15%未満の品目は15%とし、
15%以上だった品目には追加関税が課されないと明記した。米側は日本の履行状況を
監視し、約束が守られていない場合は大統領令を修正できるとの条項も明記した。
 プラチナ先限は夜間取引で6070円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=148円台前半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1377.88ドルから、ドル安を受
けて堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは1383.00ドル、パラジウムが1130.67ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1407.30ドル、パラジウムが
1139.50ドル。
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