4日の金相場は調整売りが優勢になった。5日に労働省の8月雇用統計発表を控え て、持高調整が中心の展開になっている。労働市場の厳しい現状が示されるとの見方が 強いが、CMEのFEDWATCHでは9月16〜17日の米連邦公開市場委員会(F OMC)での利下げは、既に99.4%の確率で織り込みが終わっている。米金融政策 見通しを要因に更に大きく米金利低下・ドル安を促すのであれば、年内複数回の利下 げ、もしくは9月に0.50%の大幅利下げの可能性を高めるような動きが求められ る。 もっとも、いずれにしても高インフレが続く環境で利下げに踏み切ることは、実質金 利の急低下を促すことになる。債券以外のあらゆる資産価格に対してポジティブに機能 する可能性が高い情勢に移行する。雇用統計からFOMCに向かう流れになるが、先安 感が浮上するような展開は想定しづらい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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