−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/12 3,653.3 +46.6 シカゴ大豆 2025/11 1,027.00 -6.00 NY銀 2025/12 4,155.2 +13.5 シカゴコーン 2025/12 418.00 -1.75 NYプラ 2025/10 1,386.7 +10.1 NY原油 2025/10 61.87 -1.61 NYパラ 2025/121,128.90 -14.40 ドル・円 147.46 -0.67 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時146円台に下落 NY為替市場、ドル円は146円台まで一時下落。米国債利回りも急低下した。 8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が2.2万人増と予想を下回る内 容となり、労働市場の冷え込みを示す内容となった。短期金融市場では今月の利下げ確 率を完全に織り込んだほか、9月を含めて年内3回の利下げも確率を70%超まで引き 上げている。 ◎NY貴金属=総じて反発、予想以下の米雇用統計で ニューヨーク金、銀は反発。 金12月限は反発。時間外取引は、ドル安を受けて堅調となった。欧州時間に入る と、買いが一巡し、上げ一服となった。日中取引では、予想以下の米雇用統計を受けて 買い優勢となり、一代高値を更新した。 銀12月限はドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢とな った。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、予想以下の米雇用統計を 受けて買い優勢となったが、買い一巡後は戻りを売られた。 パラジウム12月限は予想以下の米雇用統計が支援要因になったが、戻りを売られ た。 ◎LME=アルミは反発、銅は弱気な雇用統計を受けた米経済不安で続落 アルミ3カ月物は小反発。2592ドルで取引を開始した直後にこの日の安値となる 2590ドルを記録。その後はアジア株高を手掛かりに浮上し2600ドル台に到達。 しばらく2600ドルをわずかに超えた水準でもみあったが、米利下げ観測が手掛かり となり2624.50ドルの高値に達した。高値を付けた後は弱気な米雇用統計を受け て転売の動きが広がり、上げ幅を縮小したが、9月の米利下げ観測に支えられプラスサ イドを維持して終えた。 銅3カ月物は小幅続落。9896ドルで小安く取引を開始。上海株が米株高をきっか けに前日の大幅安後の反動高となったことに追随する買いが見られて9980ドル台後 半まで値を切り上げた。その後、値を落としたが、9860ドルで買い支えられた後、 米国時間に1万0008ドルの高値まで急浮上。しかし、米労働省発表の8月の米雇用 統計で非農業部門の雇用者数の前月比が事前予想の8万人増を下回る2万2000人増 にとどまったことで米経済に対する不安感が高まるなか転売の動きが広がり急速に軟 化。この日の安値に迫る9890ドルまで値を落とした後は9920ドルを上値抵抗線 とする小幅安でもみあいとなり、プラスサイドを回復することなく終了。 ◎NY原油=続落、OPECプラスの増産見通しで ニューヨーク原油の期近は続落。 7日の石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国の会合で増産を検討すると伝 えられたことが圧迫要因になった。また米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間 石油在庫統計で、米原油在庫が予想に反して増加したことも下げ要因になった。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油相場に連動した。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は軒並み下落、コーンは総じて小反落 大豆は軒並み下落。 米産地での降霜懸念が買い支援要因となりプラスサイドに浮上する場面も見られた が、米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週を下回ったうえ、米雇用統計 の弱気な結果を受けて米経済不安が高まったことで売り優勢に転じ全面安となった。 コーンは期近〜期中が小幅反落。 米産地での大豊作を織り込む一方で、米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高 が前週を下回りながらも100万トン台後半を記録し強気を維持したことや、9月の米 利下げ観測が買い支援要因となって浮上する場面も見られたが、弱気な米雇用統計を受 けた米経済不安で転売が広がり期近〜期中は軟調となった。 MINKABU PRESS
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