−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
現物 3カ月物
アルミ 2,625.74 + 4.47 2,622.50 + 5.00
アルミ合金 2,509.00 0.00 2,509.00 0.00
銅 9,835.98 + 2.05 9,914.00 - 1.00
ニッケル 14,916.53 - 127.11 15,105.00 - 124.00
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
アルミ3カ月物は小幅続伸。2610ドルで軟調で取引を開始。その後、米利下げ観
測を受けた8日の米株高を受け、一部アジア株が堅調となったことが手掛かりとなって
浮上。2624ドルの高値を記録する場面が見られたが、上海株の頭重い動きが警戒さ
れ、転売が出て、値位置を落とした。米国の時間帯を迎えると米利下げ観測を受けた米
株高が手掛かりとなって浮上し2630ドルの高値を記録。高値を離れた後は2619
ドルが下値支持線として意識され、プラスサイドを維持して引けた。
銅3カ月物は小幅反落。9912ドルで小安く取引を開始。アジアの時間は一部のア
ジア株高が手掛かりとなって9959ドルまで値を切り上げる場面が見られた。しかし
上海株の頭重い動きが重石となって売り直されて値位置を落とした。9890ドルまで
値を落としたところで買い戻された。米国の時間帯を迎えてからも米利下げ観測が下支
え要因となる一方、米雇用情勢の軟化に伴う米景気不安が重石となって9940ドル台
に達すると売り直される頭重い動きとなり、僅かながらマイナスサイドでの終了となっ
た。
ニッケル3カ月物は大幅続落。1万5210ドルで軟調で開始した。その後、買い優
勢となり、1万5245ドルの高値に達する場面が見られたが、値位置を落とし1万
5200ドルを前後する動きとなった。米国の時間帯を迎えると米経済の見通し不透明
感から値を落とし、一時1万5090ドルを記録。安値を買い拾われたものの、低迷し
たまま取引を終えた。
今日の材料
・9日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は反落、19.55ポイント安の3807.29ポイント。
・欧州株はまちまち。英仏株価指数が小幅高。独株価指数は軟調。
・米労働統計局(BLS)が9日に発表した年次基準改定の推計値で、3月までの1年間
の米雇用者数の伸びは91.1万人下方修正。従来の発表値よりも遥かに低い可能性が
示された。
・ドルは下値堅く推移。ドル円は欧州時間に1ドル=146円台前半に下落したが、二ュ
ヨーク時間に入り戻り歩調となり、147円台半ばで推移。ユーロドは欧州時間に
1ユーロ=1.1780ドルまで上昇し、7月24日以来の高値をつけたが、ニューヨーク
時間に反落。
・米国株は続伸。ニューヨークダウは196.39ドル高、ナスダックス指数は80.79ポイ
ント高(+0.37%)。
・ニューヨーク貴金属は金が小幅続伸、その他3品は売り優勢。ニューヨーク原油は
小幅高。
MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。