[今夜の視点]シカゴコーン=輸出成約高が好調かドル安なら買い戻し進む

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は小反発。小麦の小幅高に歩調を合わせ小幅高。
 日中取引は12日の米農務省(USDA)の月例需給報告を控えて、玉整理が中心
か。テクニカル要因は中立。週間輸出成約高、8月の米消費者物価指数(CPI)の発
表がある。ここ数週間、輸出成約高は好調を維持。引き続き、150〜200トンの好
調な数字を維持できれば追い風。CPI発表後、ドル安ならば、商品市況にとっては支
援材料となり、コーン市場でも買い戻しが進むと予想。前日、小麦期近が一代安値に接
近する下落となったが、小麦が安値が更新となった場合、コーンにとって売り材料とな
ろう。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 21:15 理事会結果公表(ECB)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年8月(労働省)
【経済】 9/12 03:00 財政収支 2025年8月(財務省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。