[本日の見通し]石油=大幅安、アラブ・イスラムサミットが開催か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は大幅安。5万9510円まで下げ幅を広
げた。

イスラエルがカタール首都ドーハを空爆したことを受けて、カタールは集団的な対応を
検討中と伝えられている。アルジャジーラが報じた。その他の報道によると、ドーハで
アラブ・イスラム諸国のサミットを近々開催するようだ。来週15日に開催されるとの
報道もあるが、真偽は不明。
 ただ、イスラエルは再びドーハを空爆するリスクがある。トランプ米大統領が再攻撃
を制止したとも伝えられているが、ネタニヤフ首相は応じない見込みだ。公式・非公式
を問わず、中東には各地にイスラム組織ハマスの拠点が存在し、イスラエルを止めなけ
ればカタール以外の国も空爆されるリスクがある。中東各国の対応に注目したい。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.27ドル安の62.10ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは62.08ドルから62.32ドル。
 原油2月限の予想レンジは5万9000円から6万0000円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万4500円から8万5500円。
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