●レビュー金、過去最高値更新が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 12日のニューヨーク金先物相場は、前日比12.80ドル高の3686.40ド
ル。特に目立った売買材料は見当たらなかったが、押し目買い優勢の展開になった。米
金利、ドルともに小動きに終始したが、最近の調整圧力を受けて、週末を前に買いを入
れる動きが優勢だった。引き続き米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が、金
相場を下支えしている。8月ミシガン大消費者マインド指数は前月の58.2から
55.4まで低下したが、金相場に対する影響は限定的だった。
 15日のニューヨーク金先物相場は、前日比32.60ドル高の3719.00ド
ル。米金利低下、ドル安を受けて、押し目買いが優勢だった。9月ニューヨーク連銀製
造業指数が低調な数値になったこともあり、金相場は買われやすい展開になった。米連
邦公開市場委員会(FOMC)を控えたイベンリスクもあったが、利下げ期待の強さも
あって改めて3700ドル台に乗せ、過去最高値を更新する展開になっている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。