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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
RSS3 TSR20
2025/09 2026/02 2026/08 2025/10 2026/09
320.0 - 1.0 318.0 + 1.7 324.0 0.0 258.0 0.0 258.0 0.0
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上海ゴム1月限 16,030 + 160 (午後3時40分時点)
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【市況】
ゴムRSS3号は総じて反発。序盤は、上海夜間高を映し、地合いを引き締めた。中
盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩みを見せたことから、上げ幅を縮小し、期近
9月限はマイナスサイドに沈んだ。終盤になると、上海ゴムが買い先行となったことを
受け、下げ渋った。TSR20は出来ず。
大引けのRSS3号は前営業日比1.0円安〜3.3円高、活発限月の2月限は同
1.7円高の318.0円、期先26年8月限は同変わらずの324.0円、総出来高
は324枚、TSR20は全限が同変わらず。 上海天然ゴム先物は、215〜250
ポイント高、総出来高は106枚。
【タイオファーは昨年7月以来の安値】
タイオファーがジリジリと水準を引き下げている。タイオファーは9日に69バーツ
を割り込んみ、その後も地合いを緩めると、9月15日にはタイ南部の天然ゴム主要積
み出し港のソンクラ渡しのオファー価格が、前営業日比0.45バーツ安の67.63
バーツと提示され、昨年7月以来の安値に沈んだ。
タイオファーは、6月6日以降、72〜73バーツ台を中心として値動きが続いてい
たが、8月1日に71バーツ台に下落すると、8月中は70〜71バーツ台での取引と
なった。だが、9月1日に69.54バーツが提示され、8月のレンジから下放れた後
は、徐々にオファー価格が低下している。今年の産地天候は、ラニーニャ現象などの異
常気象の発生はないとみられており、天然ゴムの生産は順調に推移するとみられてい
る。産地相場はさらなる下落の可能性がある。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
シンガポールゴム市場は、RSS3号は買いが先行し、0.7〜4.7セント高。T
SR20は小じっかりとした展開となり、0.2〜0.9セント高で推移している。
上海ゴムは総じて三ケタ高。中心限月の1月限は、夜間取引では買いが先行し、前営
業日比125元高の1万5995元で取引を終えた。日中取引に入ると、序盤から中盤
にかけては上げ幅を縮小した。だが、終盤は地合いを引き締め、一時1万6105元ま
で水準を引き上げた。
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