ゴム午前=総じて軟調、上海安や円高を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間安を映し、売りがやや優勢と
なった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大したことや円高を背景に、
地合いを緩める限月が目立っている。TSR20は出来ず。
 午前11時46分現在のRSS3号は前営業日比3.8円安〜0.6円高。活発限月
の2月限は同0.6円安の317.4円、期先26年8月限は出来ず、推定出来高は
152枚(祝日取引含む)。上海天然ゴム先物は、155〜95ポイント安、推定出来
高(祝日取引を含む)は24枚。

【2月限はレンジ下限を試す】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、上海安や円高を背景に軟調な展開となっている。
活発限月の2月限は一時315.2円まで下落し、最近のレンジの下限に接近した。そ
の後、316〜317円台でもみ合いとなっている。
 上海ゴムの中心限月1月限は、前日の高値1万6105元が戻りいっぱいとなり、今
日は軟化をしており、12日の安値1万5670元を目指す動きとなれば、JPXゴム
RSS3の2月限も節目の315円割れを試すことになりそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、2.1
〜1.9セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比155元安の1万5845元で推移している。

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