[今夜の視点]金・銀=米FOMCを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ見通しによるドル安を受けて買い優勢となり、史上最高値を更新した。ア
ジア市場では、朝方の3694.61ドルから、ドル安一服を受けて売り優勢となっ
た。午後に入ると、3675ドル台まで下落したのち、下げ一服となったが、戻りは売
られた。
 アジア市場でドル安が一服し、利食い売りが出た。今夜の米連邦公開市場委員会(F
OMC)では25ベーシスポイント(bp)利下げが見込まれている。CMEのフェド
ウォッチでは10・12月の利下げも織り込んでおり、利下げ継続の見通しが示される
かどうかが焦点である。ドルを買い戻す動きが出ると、金は利食い売り主導で調整局面
を迎える可能性が出てくる。
<今夜の予定>
・英消費者物価指数 2025年8月(国立統計局)
・ユーロ圏消費者物価指数 2025年8月確報(EUROSTAT)
・米住宅着工・許可件数 2025年8月(商務省)
・米FOMC声明文公表
・政策金利発表(カナダ銀行)
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