−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 426.50 428.00 423.50 423.75 - 3.00
2026/03 444.25 445.50 441.00 441.50 - 3.00
2026/05 454.25 455.25 450.75 451.50 - 2.75
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 171,045 243,000 1,540,150 (+ 10,354)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(9月11日までの週)
コーン:123万1600トン(事前予想レンジ:50万〜160万トン)
小 麦: 38万7500トン(事前予想レンジ:25万〜 50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(9月24日−9月28日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
コーンは続落。終値の前営業日比は3.00〜1.50セント安。中心限月の12月
限は3.00セント安の423.75セント。
米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は強気な内容だったものの、ドル高の
強まりが重石となった。また、米産地での収穫進行による供給増加観測も弱材料視とな
った。
12月限は426.50セントで取引を開始した直後に428セントの高値まで浮
上。高値を離れた後は425.50〜427セントのレンジでのもちあいがしばらく
続いた。米国の時間帯を迎えると軟化傾向を強めて引けにかけて下値を探る動きを展
開。引け間際に423.50セントの安値を付けたところで買い戻されたが戻りは限ら
れ、低迷したまま引けを迎えた。
米農務省(USDA)が発表した9月11日の週までの週間純輸出成約高は123万
1600トンで前週の170万9600トンを下回ったが、100万トン台は維持。
9月1日より開始した今年度の累計純輸出成約高は2383万3100トンと、前年
同期の1420万8600トンをおよそ68%上回っている。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトではミシシッピーリバー西部では引き続き不安定な天気となっている。
気温が低下するなか降雨が発生していることで夏穀物の成熟ペースが鈍化。一方のコー
ンベルト東部では暖かななか降雨の発生は無く夏穀物の成熟が進行。
今後5日間、プレーンズ東部から中西部北部にかけての地域では25〜75ミリの雨
量を伴う降雨が見込まれる。またオハイオバレーから五大湖周辺南部では20日から
22日にかけて降雨が発生するだろう。
9月23〜27日は全国的に気温は平年並〜平年を上回るだろう。一方の雨量は中西
部南部では平年を上回るが、プレーンズ及び中西部北部では平年を下回る見込み。
シカゴ小麦は続落。米産地では降雨となり、冬小麦の作付ペースが鈍化しながらも、
降雨による土壌水分回復観測が強まったことが重石となった。また、ドル高やコーンの
軟調も弱材料視されて売り優勢となった。
中心限月の12月限は前日比4.00セント安の524.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
プレーンズではオクラホマ州北西部およびテキサス州北部では気温が低下し降雨が発
生している影響で夏穀物の収穫を含んだ農作業のペースが鈍化。
一方の南部ではフロリダ南部やテキサス州南部での局地的な地域以外では降雨は発生
していない。気温はほぼ全域で平年を上回り夏穀物の成熟および収穫が促されている。
今日の材料
・コーンベルトではミシシッピーリバー西部では引き続き不安定な天気に。
・今後5日間、プレーンズ東部から中西部北部にかけての地域では25〜75ミリの
雨量を伴う降雨発生へ。
・9月11日の週までの週間純輸出成約高は123万1600トンで前週の170万
9600トンを下回ったが、100万トン台は維持。=USDA
MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。