金・銀市況=金が反発、現物高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         17,333    +82    17,495   +71  : 3,648.23   +10.50
銀          192.0    0.0     199.8  -0.1  : 4,213.00   +76.00
プラチナ     6,501   +131     6,210   +65  : 1,383.16   +13.36
パラジウム   5,600      0     5,600     0  : 1,153.79    +3.80
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.68   +0.30  ユーロ・ドル相場   1.1771  -0.0026
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【市況】
 金が反発。ドル建て現物相場の上昇と円安を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建
て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。午後に入ると、円高に転じたが、ドル建て
現物相場の堅調を受けて押し目を買われた。ただ日銀総裁の会見を受けて円高が一服
し、ドル建て現物相場も上げ一服となった。銀は先限が小幅安、4月限が上昇した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが63〜88円高、ゴールドスポットが95円高、銀
が0.1円安〜0.3円高。
 推定出来高は、金が2万5578枚、金ミニが9172枚、ゴールドスポットが
1080枚、銀が2枚。
【金は米利下げ見通しで押し目を買われる】
 金先限は夜間取引で1万7582円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安が
支援要因になった。円相場は1ドル=147円台前半で円高が一服した。日銀の10月
利上げ観測が高まったが、日銀総裁は会見で不確実性が極めて高いと述べた。
 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しを受けて押し目を買われた。パウエ
ルFRB議長が連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で今後の利下げに対する
慎重姿勢を示したが、CMEのフェドウォッチで10・12月の利下げを織り込んでい
る。ドル安が再開すると、金の買い意欲が強まりそうだ。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。きのうの海外市場では、米新規失業保険申請件
数の減少などを受けてドル高に振れたことが圧迫要因になった。アジア市場では、朝方
の3639.11ドルから、3636ドル台で押し目を買われたのち、3650ドル台
で上げ一服となった。午後に入ると、押し目を買われ、3660ドル台まで上昇したの
ち、上げ一服となった。
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