LME市況=銅は米利下げ継続見通しを受け反発、アルミ、ニッケルは小幅安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物           3カ月物
    アルミ        2,676.93  -   12.46      2,671.50  -   13.00
    アルミ合金      2,509.00       0.00      2,509.00       0.00
     銅         9,924.10  +   55.19      9,989.00  +   49.00
    ニッケル      15,091.60  -    2.57     15,271.00  -    1.00
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 アルミ3カ月物は小反発。2698.50ドルで高寄りした後、2702ドルまでジ
リ高となった。前日の高値2705ドルが抵抗線となり、上値の重さを嫌気した売りで
上げ幅を削り、マイナスサイドに軟化。アジア株の小幅安に続き欧州株も売り優勢とな
った2666ドルまで下げ幅を拡大し、前日の安値2666.50ドルをわずかに下回
ったが、銅の反発に支援されて下げ幅を縮小した。
 銅3カ月物は反発。9945ドルで小高く取引を開始。これまでの下落の後で買い戻
す動きが広がりアジアの時間帯序盤は9990ドル台まで値を伸ばした。その後は取引
を終えるまで9965ドルが下値支持線として意識される動きとなり、米国の利下げ継
続見通しを受けて米株が堅調となったことにも支えられて終盤には前日高値を上抜き、
9999.50ドルまで浮上。高値からの押しも浅く、この日の高値圏を維持したまま
引けを迎えた。
 ニッケル3カ月物は小幅続落。1万5340ドルで取引を開始した直後に銅に追随し
て浮上したものの、その後は値位置を切り下げる動きを展開。米国の時間帯も米株高に
もかかわらず1万5235ドルの安値まで値を落とし、安値からの反発力は限られ、小
幅で取引を終えた。
今日の材料
・19日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は小幅続落。11.57ポイント安の3820.09ポイント。
・欧州株は軒並み小幅安。
・ドルは堅調。ドル円は1ドル=148.20円台で上値を抑えられた後、上げ幅を縮小も
 147.90円台でニューヨーク時間の大方の取引を終えた。ユーロドルは今月15日以来
 の安値となる1ユーロ=1.1726ドルまで下落。
・米国株は続伸。ニューヨークダウは172.85ドル高。ナスダックス指数は160.76ポイ
 ント高(0.72%高)。
・ニューヨーク貴金属はパラジウムを除き上昇。ニューヨーク原油は続落。
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