東京株式(大引け)=447円高と急反発、半導体株など買われ最高値更新

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 22日の東京株式市場で日経平均株価は急反発。前週末の米株高が好感され、半導体関連などハイテク株を中心に値を上げ、日経平均株価は2営業日ぶりに最高値を更新した。

 大引けの日経平均株価は前週末比447円85銭高の4万5493円66銭。プライム市場の売買高概算は17億1431万株。売買代金概算は5兆3141億円となった。値上がり銘柄数は928と全体の約57%、値下がり銘柄数は630、変わらずは60銘柄だった。

 前週末19日の米株式市場は、NYダウが172ドル高と3日続伸し最高値を更新。ナスダック指数とS&P500種株価指数も含め主要3指数がそろって最高値を更新した。米株高を受け、週明けの東京株式市場は買い先行でスタート。寄り付きは147円高だったが、その後、半導体関連や電子部品などハイテク株を中心に買いが流入し上昇幅を拡大。午後1時過ぎには711円高の4万5757円まで値を上げた。銀行株や商社株なども買われた。あす23日は秋分の日で休場となることから買い手控えムードも強まり、大引けにかけて上昇幅は縮小したものの、結局18日につけた終値ベースの最高値(4万5303円)を2営業日ぶりに更新して取引を終えた。

 個別銘柄ではレーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が高く、キオクシアホールディングス<285A.T>やディスコ<6146>が買われた。村田製作所<6981>やTDK<6762>、太陽誘電<6976>が上昇し、フジクラ<5803>やソニーグループ<6758>、トヨタ自動車<7203>が堅調だった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、ファーストリテイリング<9983>が値を上げた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>や日立製作所<6501>、三菱重工業<7011>が安く、任天堂<7974>や東京電力ホールディングス<9501>、日本郵船<9101>、JX金属<5016>が値を下げた。良品計画<7453>やKDDI<9433>が軟調で、花王<4452>や楽天グループ<4755>が下落した。

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