株価指数先物【昼】 4万5000円近辺では押し目待ち狙いのロング

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比240円安の4万5080円(-0.52%)前後で推移。寄り付きは4万5360円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万5305円)を上回り、買いが先行して始まった。直後につけた4万5370円を高値に軟化し、現物の寄り付き直後には4万5040円まで売られた。売り一巡後は4万5150円~4万5250円辺りで下げ渋る動きをみせていたが、終盤にかけてレンジを下抜け、4万4970円と節目の4万5000円を割り込む場面もみられた。

 ソフトバンクグループ<9984>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、レーザーテック<6920>[東証P]など、引き続き半導体や人工知能(AI)関連株への資金流入が継続している。ただし、アドバンテスト<6857>[東証P]は売り一巡後にプラス圏を回復する場面もみられたが再び下げに転じており、積極的なロングは入れにくいところでもある。日経225先物は4万5000円近辺では押し目待ち狙いのロングに向かわせているが、ボリンジャーバンドの+2σ(4万5530円)に接近する局面では戻り待ち狙いのショートが入りやすい。

 NT倍率は先物中心限月で14.38倍に低下した。14.44倍と上昇して始まり、14.45倍をつける場面もみられた。その後は+2σ(14.43倍)を割り込んできたことで、リバランスの動きが入ってきているようである。

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