金・銀市況=小反発、現物相場の上昇でプラスサイドに浮上し小幅高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         18,324   + 31    18,525  + 31  : 3,871.24    +7.73
銀          219.0    0.0     218.0   0.0  : 4,729.00   +29.00
プラチナ     7,329   + 35     7,061  + 35  : 1,572.00   +11.10
パラジウム   6,000      0     6,000     0  : 1,279.99   +37.84
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.29   +0.10  ユーロ・ドル相場   1.1737  -0.0035
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【市況】
金が小反発。ドル建て現物相場の下落と円高を受けて売り優勢で始まった。その後、
ドル建て現物相場の下落を受けて軟調となったが、ドル安再開が下支えになった。先限
は正午前に2円安で推移。午後は小安く推移した後、ドル建て現物相場の上昇でプラス
サイドに浮上し、小高く推移した。
 銀の商いは成立しなかった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが5〜32円高、ゴールドスポットが3円安、銀が変
わらず。
 推定出来高は、金が3万4222枚、金ミニが1万1569枚、ゴールドスポットが
1114枚、銀が0枚。
【金先限は終盤に再浮上、JPX・堂島金とも取組高は過去1カ月で3割増】
 金先限は高値圏で三角ペナントを形成。日中取引の前半に1万8431円まで下落。
午前10時半頃から戻り歩調となり、午後になり、プラスサイドでの取引となった。い
ったん小幅安に軟化したが、終盤に再浮上した。明日、1万8244円を上回って引け
ると、週足は7週連続の陽線引けとなる。
 出来高は前日より減少したものの、3万4000枚台(標準)を記録。利食い売りと
押し目買いが交錯した。1日現在、JPX金の総取組高は6万0335枚、堂島金は8
万5347枚と両市場とも1カ間で約3割増。内外市場で過去最高値更新に投資家心理
が刺激され、新規買い資金が流入している。米国へのトランプ政権への不安から、国内
の投資家も金をポートフォリオに組み込む動きが増えているもよう。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米政府機関の一部閉鎖を受
けて史上最高値を更新したのち、利食い売りが出て上げ一服となった。アジア市場で
は、朝方の3866.31ドルから、3853ドル台まで下落したのち、下げ一服とな
った。午前中から戻り歩調となり、3870ドルを試す上昇。午後になり、ジリ高とな
り午後4時過ぎに3874ドル台まで上昇。ユーロ高・ドル安が支援材料。
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