ゴム午前=買い先行、149円台後半の円安を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は買い先行。寄り付きでは、ドル・円が1ドル=149円台半ばの大
幅な円安に振れているをことを受けて、買いが先行した。中盤に入ると、ドル・円が1
49円台後半の円安に振れたが、JPXゴムRSS3は、やや上値が重くなっている。
TSR20は出来ず。
 午前11時42分現在のRSS3号は前営業日比0.7〜4.9円高。活発限月の3
月限は同4.5円高の302.2円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は312
枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は1月限のみ約定し、同変わらずの1万514
5ポイント、推定出来高は8枚(夜間取引を含む)。

【円安を背景に反発も305円接近では上値が重い】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、大幅な円安を手掛かりに、反発場面となってい
る。活発限月の3月限は、一時302.8円まで上昇した。ただ、徐々に上値が重くな
っている。。
 3月限は、9月18日に7月末から続いた315〜325円前後でのレンジ相場から
下放れると、下値を模索する展開となり、3日の夜間取引では295.8円まで軟化し
た。きょうの戻りは現時点では、302.8円まであり、節目の305円が意識されて
いるようだ。
 今日の上昇は、ゴム独自の要因ではなく、外部要因からの上昇だ。このため戻りには
限界がありそうだ。目先、295〜305円前後のレンジ相場を形成する可能性がある
とみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いがやや優勢とな
り、0.1〜0.5セント高で推移している。
 上海ゴムは国慶節のため、休場。取引再開は、10月9日の予定。

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