NY貴金属引け速報=金は米政府機関閉鎖長期化懸念で続伸、プラチナは反落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    金   25/12  4004.4  + 28.1       プラチナ    26/ 1   1649.8   -  9.5
         26/ 2  4036.8  + 28.4               26/ 4   1662.9   -  7.1
    銀   25/12  4751.5  - 93.3       パラジウム   25/12   1373.40  + 24.40
        26/ 3  4809.8  - 92.8               26/ 3   1389.10  + 25.40
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク金は続伸、銀は反落。前日比は金が28.1〜33.3ドル高、中心限
月の12月限が28.1ドル高、銀が93.3〜90.3セント安、中心限月の12月
限は93.3セント安。金は全限月が一代高値を更新。
 金12月限は続伸。時間外取引では、米政府機関閉鎖が長期化懸念を背景に続伸、ア
ジア時間に4000ドルの節目を試した。欧州時間に入って一時、上げ幅を縮小も押し
目買い意欲は強く、10ドル超の上げ幅を維持し、3990ドル水準で堅調に推移。日
中取引はドル高となったが、米政府機関閉鎖長期化懸念を強材料に安全資産として買う
動きが強まり、序盤から断続的に買われ、4014ドル台まで値を飛ばし、さらに一代
高値を更新。ドル高を警戒し、利食い売りで上げ幅を縮小する場面があったが、後半か
ら終盤に再上昇となった。利食売りを吸収し、終値で4000ドル台を維持した。
 銀12月限は、時間外取引は高値警戒感から小反落。日中取引開始後も利食い売り先
行もようとなり、一時4700セントに接近するまでの下落となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムが続伸。前日比はプラチ
ナが11.3〜3.0ドル安、中心限月の1月限が9.5ドル安、パラジウムは20.
80〜25.30ドル高、中心限月の12月限は24.40ドル高。
 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、利食い売り先行となり、欧州時間の取引開
始後に25ドル超の下落となった。押し目買いで下値を切り上げ、小幅安に戻した。日
中取引では、金の一段高を好感し、序盤に切り返したが、ドル高、米国株の下落、銀の
急落から利食い売り先行もようとなり、下げに転じた。
 パラジウム12月限は、時間外取引から続伸となり、26ドル高まで上昇し、高もち
あいで推移。日中取引では一段高となり、一時35ドル超の上昇となり、1409ドル
に乗せた。銀、プラチナの反落を警戒し、高値を離れたが堅調に引けた。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。