石油午前=軟調、イスラエルとハマスの停戦合意が発効

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は軟調。イスラム組織ハマスとイスラエルが停戦合意の第1段階が発行
し、人質解放が始まる見通しとなったことが中東情勢の緊迫感を和らげている。イエメ
ン西部を拠点とする親イランのフーシ派によるイスラエル攻撃や船舶への妨害行為が停
止する可能性がある。また、報道からするとイスラエルや米国はイランとの対立緩和を
模索しているもよう。円相場は1ドル=153円ちょうど付近で推移しており、前日と
ほぼ変わらず。時間外取引でニューヨーク原油は小動き。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は下落。一時的に下げ幅を縮小したもの
の、再び売りに押されている。
 午前10時50分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
980円安〜650円高。
 午前10時50分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が619枚。
【米軍がイスラエルで停戦合意を監視へ】
 複数の報道機関によると、パレスチナ自治区ガザの停戦合意を監視するため、
200名規模の米軍の部隊がイスラエルへ派遣される見通し。ガザへの支援物資の搬入
や、安全保障全般を担う。ガザに停戦監視部隊は派遣されないようだ。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.01ドル安の61.50ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは61.44〜61.67ドル。
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