きょうの為替市場、ドル円は緩やかな戻り売りに押され、152円台半ばに値を落としている。状況に変化はなく、ドル高の流れが出ているほか、キャリートレードを意識した円安の動きがドル円をサポートしている。ただ、さすがに急ピッチな上昇を演じているだけに、上値では利益確定売りも出るようだ。 本日は公明党が自民党との連立政権から離脱する方針を表明し、円相場も敏感に円高の反応を示していた。公明党の決定で高市トレードと呼ばれている円安が巻き戻される可能性があるとの指摘も出ていた。ただ、動きはすぐに収まっている。一部からは、今後は高市総裁がどの政党と連立を組めるか次第との見方も出ている。国民民主党との連立となれば、財政拡大への思惑が強まり、円を押し下げる可能性もあるという。 米政府機関閉鎖は10日目に入り、米企業活動にも支障をきたし始めているようだ。一部企業では支払い遅延に直面し、人員削減を検討しているとの報道も出ている。一方、フランスではマクロン大統領が本日中にも新首相を指名する見通しで、警戒感は一服しているようだが、不確実性は高止まりしている状況。 各国で同時に政治・財政への不安が高まっている中、為替市場はいまのところドルを選択してるようだ。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 10日(金) 現行付近にはなし MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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